2017/12/22 13:06


こんにちは、ワンドローワーの yossy6r です。

今回は、僕が山登りをはじめたキッカケを思い出してみます。結構前になっちゃいますが、意外と覚えてますね~。

ーアウトドアは好きだったけどー

5年前になります。まだ自転車とバイクに燃えていたころ(※ここはまた別のお話で)友人から野外の音楽フェスに誘われました。

野外フェスは初めてだった僕は、バカ真面目に某OUTDOOR誌を読みあさり所謂、フェスファッションを勉強しました(笑)

「これでバッチリ野外フェス。日差し対策はお忘れなく! 雨対策もしっかり!!」

雑誌に書かれているままに準備しなきゃ!って感じでいろいろなアイテムを買い漁りましたね。

いやぁ~いいお客だw

その時に買ったアイテムの1つが「コロンビア」のトレッキングシューズでした。それがこちら

とにかく、防水で見た目がそれっぽければと思って買っただけでした。
ちなみに近くのチヨダシューズで買ったかな。
性能なんて分からないですがw気分は完全にGOOUTしてましたよ!
いっぱしのアウトドアフリークになったつもりでしたから。

ーフェスが終わり残ったものー

さて、フェスは無事に楽しく終わり手元に残ったアウトドアグッズたち。

毎週フェスなんかに行くこともなく、ウェアーはともかくコロンビアのトレッキングシューズは玄関の隅でひっそり眠っていました。

いや、、、結構これってフェス初心者あるあるなんじゃないですか?

一発勝負の道具って眠ってないですか?

僕はモロにそれです!

普段からアウトドアのファッションで生活してる訳じゃなし、まったく機会を失っていました。

「まあ楽しい思い出のひとつだよな、いや~来年またフェスでも行けたら使えるか~」

そんな程度でいつも玄関を通るたびに視界の隅に映っている置物と化していました。


ーその日の僕は暇だった(笑)ー

いや、核心の部分が雑なんですが。。。

ホント、ただ暇な休日が有ったんですよ。土日が休みで、何もしていない土曜日が過ぎてて。。。

暇すぎて家の掃除をしていた時にコロンビアが目に入って、なんだか気になって。

「よく見るとトレッキングシューズってカッコいいな。なんかもったいないなぁ。。。」

ちゃんと一回ぐらいは使ってみたい、そんな気持ちになってきて急遽「高尾山」に登ろう!って決めました。

マジでただの思い付きです。

せっかく東京に居るんだから、一回くらいは行っておけば話のネタになるかな位の考えでした。


ーいざ!ソロで登山客数世界一の山へー おおげさw

思い付きで山に向かうことにしたんですが、根が小心者のyossy6rなので道具はしっかり持って行かなきゃと

手持ちの物をかき集めました。

服はキャンプ用に持っていた物、バックパックはスノボ用のバートン、サングラスは自転車用のOGKカブト

おやつを少々、コールマンのバーナーとカップラーメン、そして足元はコロンビア。

ルートは高尾山~城山までの往復と決めて、地図はネットで調べました。(※こんなんじゃ駄目ですよ!)

まだ山道なんて歩いたこともなかったので、逆に怖い物なんて何もなく不安もなかったですね~。

電車で向かう高尾山。。。そして

想像以上に自然が綺麗で感動しました!天気も良かったので見るもの全てが新鮮で、気持ちよかったです。
この時は高尾山から少し先の城山と言うところまで歩いたのですが、人も少なくなり
道も少し分岐が出てくるのですごくドキドキしました。
右に行くのかな?左かな?
行ってみたら結局合流してるだけだったり。。。
こんな小さな判断を繰り返すことがきっと山登りの魅力の一つなのかなって思いました。
さすが高尾山!山頂からは関東が見渡せます。
最大の楽しみはお昼ごはん!頂上にはお茶屋さんがあり、名物はなめこ汁。
そしてカップラーメンが上手い!!本当においしい!
外で食べるカップラーメンの魅力を知ってしまった瞬間です(笑)
アウトドア好きならきっと分かってくれる事ですよね?
たったこれだけの為にも道具を持ってきて、お水を運んでやっとたどり着いた食事です。
今までにない満足感が有りました。

ーそして下山、新しい感覚を覚えるー
登ってきたら、あとは下って帰る。実はこっちのほうが大変。。。
下りは足が余計に疲れる。これもやってみて初めて知ったこと。
そして、無事に下山して改めて感じる事。
 ● 下山してアスファルトの上に立った時に感じる安心感。
 ● 一人で考え、判断していく事の大変さと楽しさ。
 ● お風呂の気持ちよさ。

初めての山登りは何もかもが新鮮で、ずっと街の中にいると気づけない様な事がいっぱい有りました。
ホントに小さな山登りでしたが初めて自分の力で自然の中に一歩を踏み出した瞬間だったと思います。
ここから、僕の山登りが始まりました。

如何でしょう?
結局、山登りをはじめたキッカケは「ちょっと暇だったし、せっかくシューズがあるから山でも行くか~」って言う
何でもない小さな思い付きからでした。(笑)
ただこっからガッツリ山登りと岩登りへと繋がっていくのですが、それはまた書かせて頂きます。

道具っていいですよね~?新しい体験や知らない場所へ自分を繋げてくれるものだと思っています。
そんな思いや物を皆さんに提案していければ幸せです。

ワンドローワー yossy6r